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「さてと」
ムラを適当にあしらい、制服のポケットから現実と書いてリア充と読む現実と向き合ため、文明の利器、携帯電話を取り出した。
『今日は一緒に帰れるかな?』
思わず顔がにやけてしまう。
ケータイに表示されてる文字が、僕をリア充であることを証明してくれているからだ。
早速返事を作成していく。
内容はこれだ。
『もちろん帰れます!いや、一緒に帰りましょう!いえ!一緒に帰りたいです!お供させてください!』
メール返信までの時間わずか0.2秒。これが普丸 流雨塗のベストコンディションだ。
ケータイが振るえ、メールが返ってきた。
『うん一緒に帰ろ(笑)校門で待ってるね♪』
爆発するんじゃないかと思ってしまうほど、幸せだ。
っは!?
これが噂に聞くリア充爆発しろ!的なやつなのですか!?
怖い怖い。
でも…リア充最高。
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