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ワコー「ルパスは、この世界に唯一存在する神様で、運命を司る神様の1人です。ルパスは相手に運命を“選ぶ”権利を与えて救って下さったり、絶望を与えたりします」
クルト「運命を選ぶ、ねぇ」
ワコー「実は元々私も自警団の1人で、壊滅前に仲間と共にルパスの下へ行こうという話になっていました。今に至るまでも数人の仲間がいたのですが、私以外の皆が捕まってしまって…」
クルト達が会話をしていると
クルト「むっ」
ピクンッ
クルトの耳がピクリと動いた。クルトは何を感じ取ったようだ
クルト「…どうやら、ここでゆっくり話していては危険だな」
ワコー「え?」
クルト「奴らがこっちに向かっている。今なら、まだこの場から離れても十分に間に合うな。話は、また後にしよう。今はここから離れよう」
ワコー「あ、はい」
スレア「行こおぉ‼」
クルト「大声出すなっ」
クルト達はクフルの連中が来る前に、急いでその場から離れていった
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