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ガラッと勢いよく教室のドアを開く。
クラスメイトの視線が一気に私に集まる。
私は視線が集まるこの瞬間が嫌いだった。
『お、おはよー』
挨拶をして教室に入るとクラスメイトの視線はどこかに消えた。
私は自分の席にスクールバックを置いて椅子に腰を落とした。
「「「おはよー!麗!」」」
席に座った途端に集まってくる3人の友達。
『おはよー』
何気ない私の日常は今日で終わりだと、このときの私は気が付くはずもなかった…。
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