七月

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九日……… 僕はツナに呼ばれアジトのボスルームにやってきました。 直属の犬、千種、クロームを連れて…… 「何の用ですか?ツナ。」 「実はね。4人に滅ぼして欲しいファミリーがあるんだ。」 「どこです?」 「リコンファミリーさ。」 まあ地元では多少有名で住民達からよくお金を巻き上げる中小ファミリーです。 「ツナ。まさかとは思いますが君……」 「ははは。また警察にいらいされたんだ。」 僕の真後ろにいた犬がずっこけました。 「おい。ツナ。お前自分で行けびょん!骸さんばっかに頼んないで欲しいれす」 「まあそういわずに。山本も向こうに行ってるからさ。」 犬を制止するようなポーズを取ったツナ。 「僕はこころよくツナの要望に答えました。」
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