七月

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十一日の朝……… 部屋にはだらし無い格好で犬、千種、武が、まあ整った体制で寝ているバジル、クローム、イーピンが居ました。 「可笑しいですね。此処は武と千種とバジルの部屋ですよね?何故僕たちは此処へ?」 見渡すとビールの空き缶が。 そうか……… 酔い潰れたんですね 昨日の夜…… 僕たちは色々作戦をたてました 決まった作戦はこれ まずは武、犬、バジルで敵アジトに突入 少し遅れて中距離タイプの千種とイーピンがサポーターとして突入 僕とクロームはアジトの外で地獄道と畜生道で援護。及び背後からデュオラファミリーへ行っていて帰って来た敵を叩く役目です 作戦実行は明日 それまでに空港に居るデュオラファミリーの人間を倒して帰路を確保しなくては 空港に僕は一人で向かいます。 到着…… しかしそこにはデュオラファミリーの人間は居ません 存在も感じませんし罠ではない…… それが逆に不気味です やがてその理由が分かりました 人影が見えます……… それは…… 「隼人!ランボ!ベルフェゴール!スクアーロ!」 僕は叫ぶと彼らに近付きます…… 「よお。」 「ええ。お久しぶりです。」 「おや。骸さん。お久しぶりです」 「君も……何日ぶりです?」 「しししっ!どーしたんだ?」 「まあ色々ありまして」 「う゛ぉ゛ぉ゛ぃ゛!何の用だぁ!」 「此処に居るデュオラファミリーを倒しに来たんですが……」 まあいいでしょう。 何故彼等が居るかは分かりませんがそれは宿で聞くとしましょう
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