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千早『篠宮プロデューサー』
慎二『ん?』
千早『周りの人達が、篠宮プロデューサーの事を指差したり、ひそひそ話してるみたいなんですが…』
慎二『ん~…多分、車と左腕を見て驚いてるんじゃないかな…あはは』
千早『そうでしょうか?、何か違うような…』
慎二『まぁまぁ、いいじゃないか…早く店内に入ろう』
店内に入るやいなや
慎二『おやっさん!、おはよう!』
?『おぉ!、しんちゃん、おはよう!』
慎二『今日も元気そうだね』
?『当たり前よ!、それより…しんちゃん、随分と顔が生き生きしてらぁ…今の仕事の影響かい?』
慎二『うん…楽しいんだ、今の仕事』
?『そうかいそうかい…『あの時』は、どうなるかと思ったが…昔のしんちゃんの顔に戻ってきて嬉しいよ』
慎二『おやっさん…まだまだだよ、これからもっと生き生きしてくる予定だよ』
?『お!、その顔は何か企んでるな!?』
慎二『えへへ…まぁね』
すると…
星梨花『プロデューサーさん、この人は?』
慎二『あぁ…この人はね、このコンビニの店長で、俺とは昔からの付き合いなんだ』
千早『そうなんですか』
店長(以下・おやっさん)『し…しんちゃん!!!』
慎二『うお!!、どうしたの?、おやっさん』
おやっさん『こ、この子達…まさか!』
慎二『うちの事務所の売り出し中のアイドルさ』
おやっさん『いや!、そうじゃなくて』
慎二『あ~…もしかして、『あの2人に似てる』って言いたいの?』
おやっさん『そうだ…瓜二つじゃねぇか!、ビックリするわ!』
慎二『俺も、最初は驚いたよ』
おやっさん『しんちゃん、頑張りぃや!』
慎二『勿論だよ!』
おやっさん『しんちゃん、今日はちょっとした物ならサービスしてやる!、何がいい?』
慎二『じゃあ…ジンジャーエール、リンゴジュース、レモンティーを頼むよ』
おやっさん『あいよ!』
慎二『有難う、おやっさん』
おやっさん『気にすんなって!、新たな志を見付けた祝いだ!、やるからには天辺目指せよ!』
慎二『当たり前よ!、じゃあ…またな、おやっさん!』
おやっさん『おうよ!』
こんな会話のやり取りの中、千早と星梨花は、普段とは違うプロデューサーの顔を垣間見て、驚いていた…
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