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慎二『はい…これ』
千早&星梨花『有難うございます』
慎二『さて…行こうか』
千早&星梨花『はい』
車に乗り込み、コンビニをあとにする
千早『篠宮プロデューサーって、あんな表情するんですね…驚きました』
慎二『え?、そうかな…?』
千早『何て言うか…『本当に心を開いてる』感じに見えました』
慎二『ん~…まぁ、おやっさんとは、かれこれ15年の付き合いになるし…『快き理解者でもあり、親父みたいな存在』かな…?』
星梨花『15年って、私が産まれる前からですか?』
慎二『そうだよ』
星梨花『凄いです!』
慎二『星梨花も、永年の付き合いになる人がきっと現れるさ…千早も同様にね』
千早『そうでしょうか…?』
慎二『そうだよ…生きている限り、出会いと別れは付き物さ…それに、『永遠の別れ』も有る』
慎二は、とても哀しそうな表情をしていた…
慎二だけじゃなく、千早の表情も変わった
星梨花『プロデューサーさん…何か有ったんですか?』
哀しげな表情を見て、星梨花が心配そうに問い掛ける
慎二『昔の事さ…』
千早『…………』
慎二『どうした?、千早?』
千早『いえ…何でも有りません』
慎二『あ…千早、後で2人きりで話せるか?』
千早『2人きりで…ですか?』
慎二『うん』
千早『はい…大丈夫です』
慎二『有難うな』
千早『いえ…』
慎二『さて…そろそろ着くよ!』
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