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ガラガラガラーッ
「おぉ!!何だよえる.初日から遣って呉れんじゃん!!」
えるに手を引かれて教室迄来ると男の子が寄って来た
英「煩せ-よ.副委員長なんだよ.華は」
気だるそうな顔でえるは其の男の子に返す
「うわ、しかも初日から名前呼びとか....うわぁ...」
けらけら,と笑い筒も若干黒いオーラを放って居る
英「嗚呼,御免ね華.コイツは俺の幼馴染の小日向 翡翠だ」
翡「御前が云うなよ!!俺今から折角アピール仕様と想ってたのに!!」
ひすいがえるをバシバシと叩く
呆気に取られて見て居ると.ひすいがくるり,と振り返り
翡「翡翠で善いからな!俺も華って呼ぶし」
笑顔を見せて添ういった
全く.どいつもこいつも如何仕手...
業とらしく溜息を吐いて.ひすいに一言
華「宜しくね.翡翠」
其の瞬間周りから歓声が.
『ワァアアアアアアアア亦遣らかしたぞ翡翠の奴!!!』
『そろそろ女に刺されんじゃね?』
『鈴凛さん小日向は止めた方が善いよ~』
何、何なのひすいってアレな感じなの!?
翡「御前等るせ!!!!!俺別に何もし無ェし!!」
皆にベーッ,と舌を出すひすい.
あ,何か可愛いかも.知れ無い
英「はい!皆も其処迄ね!華からの自己紹介聞きたいでしょ?」
えるの一言で教室中がシンと静まり返る
華「は....?」
自己紹介何てアタシ聴いて無いし高校生にも為って普通し無いでしょ
英「だ-か-ら-!!自己紹介だよ!ほらっ」
添ういってえるはアタシをぐいぐい,押して来る
孟,本当何.何なのこのクラス
華「鈴凛 華です.華って呼んで呉れれば善いから兎に角宜しく」
ぶっきら棒に謂った積りだった気取
其の挨拶の30秒後には皆がアタシの周りに集まって,華.華.と連呼していた
孟本当何?何なのこのクラス...
添う想って孟一度溜息を吐いた時.教室の扉が開いた
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