最悪のバレンタイン

4/4
前へ
/146ページ
次へ
ベッドに伏せる裸の良貴にすがり着く見知らぬ裸の女。 世間で言う、正に修羅場。 女「だれ?浮気相手?どーも、ご苦労様でした。」 樮笑んだ裸の女。 ただ私は暴れた。 定かでは無いけど、全てを破壊して投げ付けた。 ストラップを投げつけて、私は彼の部屋を後にした。 彼は私を追い掛けもしなかった。 気が付くと、目には涙がにじみ、目元を溶けたマスカラが黒くにじんでいた。
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

354人が本棚に入れています
本棚に追加