甘い罠

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「何て呼べばいい?名前っくらい教えてくれてもいいだろ」 「…涼でいい。他は教えない」 全て知っちゃうよりも楽しいでしょ? なんてイジワルに笑う涼は、とにかく恐ろしいほど妖艶だった。 「……キス。してもいい?」 「ふふっ、嫌に決まって、っん…!/」 涼も相当酔っていたのだろう。 抵抗もほどほどに、俺の腕を強く掴んだ。 やばい。 本当に俺の好み。 当てはまり過ぎてる。 「はぁ…ん、ぁ/」 「っ、涼さ、これから予定ある?」 「…あったらこんな、遅くまでふらふらして、ない……/」
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