甘い罠

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「っ、…」 俺はいつの間にかテーブルの上に置かれていた涼と同じカクテルを一気に半分胃に流し込み、涼の手首を掴んだ。 「…裕翔っ?」 二人分の会計を済まし、二人で店を出た。 「手、放して」 「ホテルが良い?それとも俺の家来る?」 「…本気?」 「本気。 …で、どっちが良いの。早くして」 「………裕翔の、家」
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