イケメン戦隊《序章》

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「そうだ、自己紹介が遅れたね、まずは――― 悩殺的な切れ長の瞳の持ち主、流し目の貴公子ブルー! なごみ系オーラが最大の魅力、美しすぎる癒しの王子グリーン! 硬派で男らしさ溢れ武士道精神貫く、サムライブラック! 天使にも悪魔にもなれる二面性の魅力を放つ、小悪魔ピンク! そして、この俺――― 万人を愛し万人にトキメキを与えてやまない、熱いハートの持ち主、愛の炎の戦士レッド! 人呼んで――― イケメン戦隊トキメクンジャー!!」 ド―――――ン!!(効果音) 「………………」 「親分!口ポカンと開いてますぜ!」 「おっ、おお、あいつらがあんまりアホなんで開いた口が塞がらんかったぜ… トキメキだかなんだか知らねーがバキボキに締め上げろ!!子分ども!!」 「へい!親分!!」
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