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偉人…それも、すごいとは行かないけどかっこいい。
?「怪しい奴だな……。平助!」
藤「ん~?なに?土方さん」
藤堂平助は、その偉人の名前を言った。『土方さん』と。
土「お前、名前はなんだ?」
美「坪倉……美樹」
土「坪倉か……。お前は長州のやつらか?返答しだいでお前を斬らなきゃいけねぇ…」
……………斬る?
………長州?
私は歴史が苦手だったからいつもあの人に任せてばかりだった。………あれ?あの人って誰だろう。
長州とか、そういうのって、確か幕府とかを倒すために動いている人達だって聞いたんだけど……。
駄目だ…。その人のことを思い出すと、頭が痛い。
さっきからズキンズキンと痛みが増していく。
――――ズキッ………
美「いたぃ………!」
藤「おっ…おい!!大丈夫か!?」
美「あ、はい…大丈夫……です」
誰なんだろう、あの人って………。
頭をおさえながら、やっと口にすることができる言葉。そして、その人を思い出すだけで、頭が痛くなる。
何なんだろう。この現象。
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