最悪な気分で出会ったあの娘

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僕はこっそりついていった。 彼女に告白して玉砕した経験があるので、顔は割れているが大丈夫。 バレない自信がある。 存在感が薄い? それも間違いではない。 途中男が腰に回した手を外したのでほっとしかけたが、その後すぐ彼女と恋人繋ぎをしやがった。 彼女の想い人は、もう想い人じゃないかもしれない。既に彼氏かもしれない。 周囲の視線を気にせず、いちゃらぶ全開の2人に耐えきれず、僕は数時間でそのストーカー行為を切り上げた。 これ以上見ていても惨めになるだけ。 2人がランチのために入った店に僕は入らず、お気に入りの公園へと向い、自分を慰めることにした。
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