最果ての灯

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4年後 「ママ~、星がきれいだよ」 一人の女の子が、私に寄り添ってきた。 「そうだね。あの沢山ある星のひとつがパパなんだよ」 「パパはお星様になっちゃったの?」 「そうだよ。パパはね、お星様になって、いつも私たちを見てるんだよ」 「すごいね」 子供は感心している様子で私に言った。 ねえ、祐毅ちゃん。私、今、とっても幸せだから。
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