第1話 基本的に料理作れない男子は多い

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―――――― ―――― 清 「いやぁ、逃げ切った。 することもないから 部屋でマンガでも読んでるか…」 清 「…」 春 「…清? 課題は…?」 清 「―――!! 春、いつの間に部屋に入った!?」 春 「…清、言ってたよね? 課題…どうしたの…?」 清 「………」 春 「…正座」 清 「…はい。」 春 「…どうして逃げた…?」 清 「料理できないから…」 春 「…作ろうとしたこと…ある…?」 清 「いや…あるんだけど…」 春 「…?」 清 「…得意料理は カップラーメンでっす☆」 春 「………」 清 「あはは、って目が怖いですよ春さん。え、その拳はいったい!? 話し合いましょ春さん!暴力は何もうグハッ!!」 …ボカスカドカバキッ… 春 「…何か言うことは…?」 清 「申し訳ありませんでした。」 春 「…明日…私と料理の特訓…」 清 「…え? 明日は1日中寝て過ごそうと思ってt」 春 「…料理しなかったらずっと清のご飯は私の特別メニュー…」 清 「やります!! いや、料理させてください!! だから特別メニューだけは勘弁してください!!」 春 「…無理はしなくていいんだよ?」 清 「いや、無理してなんかないよ!! 皆の力になりたいから!」 春「…チッ。 …それじゃ、明日の午後から特訓するよ…?」 清 「了解です!!」 春 「…それじゃ…また明日…」 清 「はい! おやすみなさい。」 ―――― ――――――
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