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するとソクさん達は
「そ、そんな、頭を上げて下さい!?」
と、あわてていた。
それを見ていたシェリーが
「いえ、あなた方が氷河さんに助けをお願いしていなければ私達は助かりませんでした。
本当にありがとうございました。」
と言い、頭を下げルルとミリアも
「「ありがとうございました。」」
と言い、頭を下げた。
「そ、そんな、私達が勝手にした事ですので、気になさらないで下さい!?」
と言うソクさんに
「まぁ、いいんじゃないですか?
実際、こいつらドラゴンに襲われ死にかけたんですから。
ソクさんとロゼさんが俺に助けをお願いしなければ、助けに行くつもりは無かったんですから。」
と言っているとミリアとルルが
「ミリアちゃん‥‥二人が居てくれて良かったね‥‥」
「うん‥‥もしかして今頃ドラゴンに‥‥」
と言っていたが、シェリーが小声で
「‥ソク、ロゼ‥‥もしかして‥‥」
と言っていた。
そして、今日はもう日がくれてきていたので、ここで野宿をすることになり、
「ソクさん達は食事の準備の続きをミリアとルルは林の手前に落ちてる薪になりそうな木を集めてくれ。
ロードは念の為に二人の護衛と馬鹿をしないように監視を頼む。
シェリーは俺と食材を取りに行くぞ。」
と言うとルル達が
「え~、そこはお兄ちゃんじゃないの~」
「二人きりにさせないの~
あっ!?まさか、氷河さん姉さんに惚れた!!」
と言うとロードが
「えっ?ひ、氷河さん本当ですか!!」
と言って来たので
「ん?悪いが俺は雪以外に興味はない!
それに、ドラゴンが出た林に行くんだ、ロードと行かせたら生きて帰ってこれないだろう!」
と言うとルル達は納得したがロードはまだ心配していたので
「ロード、お前は俺の実力は知っているだろう。
そんなに心配するな。」
「そうですね、よく考えればあなたの側が一番安全ですね。」
「取り合えずお前は妹達をしっかり守れよ。
何かあったら、あの馬車に結界が張ってあるからそこに逃げ込め。
さて、シェリーロードが心配とヤキモチを妬くからさっさと食材を採って来るぞ!」
と言ってシェリーと林の中に入って行った。
後ろから
「ひ、氷河さん!?///」
と聞こえたが無視して林の中に入った。
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