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ロード達の所へ戻っている途中、
俺はある事に気付き
「シェリー、急ぐぞ。ロード達の所にさっきのドラゴンと他のドラゴンがいる。」
と言い、シェリーが
「えっ!?」
と言っていたが、俺はシェリーを抱き抱えロード達の所へ戻った。
ロード達の所へ着くとそこにはフレイムドラゴンののフラムと一回り大きいフレイムドラゴンがいて、ロードがみんなを守るようにドラゴン達と向き合っていた。
「おい、なんの用だ?仲間を連れてきて俺に挑みにでも来たのか?」
と言うと
『おぉ、氷河!待っておったぞ!
すまぬな、母上にお主の事を話したら、お主に会って見たいと言われたので来たのだ!』
「母上?隣のドラゴンがお前の母親なのか?」
『うむ、そうだ。』
とフラムが言うと隣のドラゴンが
『お主が氷河か。なるほど、確かに我が息子では勝てぬ程の強者だな。』
とこちらを見て言ってきた。
「で?フラムの母親が俺になんの用だ?
息子の代わりに俺に挑みにでも来たのか?」
『クックク、私達を見ても怯まぬその態度、お主面白いのぉ。
我が息子が気に入ったのも頷ける。
お主と一度戦ってみるのも面白そうじゃのぉ。』
「こっちは今から食事なんだ、戦いたいのなら後にしろ!食事の邪魔だ。
それとも、今ここで叩きのめされたいのか?」
『ハッハハハハ!お主本当に面白いのぉ。
大概の人間は我らと出会うとなによりも優先に、死に物狂いで逃げたりするのだが、お主は我らより食事を優先にしようとしておる。』
「当たり前だ!俺はお前等に用はない!」
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