812人が本棚に入れています
本棚に追加
それを見ていたソクさん達は唖然としていたが、テラは
「ほれ、フラムにラミアよ、お主達も姿を変えぬか。」
と言うと
『わかりました、母上。』
『わかりました、お母様』
と言って光に包まれ、光が消えるとそこにテラと同じ鎧を着た男女がいた。
男は赤く短い髪の毛で女は赤く長い髪の毛を後ろで縛っていた。
二人の姿が変わるとテラは
「これでよかろう。さて、ソク殿あの土産を使い我等の食事も頼むでのぉ。」
と言うと、ソクさん達は我に帰り食事の準備を再開した。
俺はテラに
「擬人化できるとは、あんた達はなかなかの実力者のようだな。」
と言うとロードが
「ひ、氷河さん。ドラゴンは皆、人の姿になる事ができるのですか?」
と言ってきた。
「ん?いや、人の姿になれるのはかなりの実力がある物だけだな。
そうだな、ギルドのランクでいうなら最低でもSSS以上だろう。」
最初のコメントを投稿しよう!