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「やっぱカレーに合うサラダは、ポテサラだ!」
「違うわ!スパサラよ!」
………………
話が反れて広がってるし……
って、僕は……というか僕達は
何でこうやって三人で集まらなければならないのか……
いい加減疑問に思えてきた。
もう少し効率的に動いた方がいい。
イベントでのハルは
本気だった……
前田さんが居れば
僕達から離れてしまう。
『麗香と仕事をする上で
大切な人とは付き合えない……
メディアに巻き込んでしまうかもしれないから………
そう思ってなかなか踏み出せ無いでいたんだよ。
……でもいくら考えても
守りたいのはソコじゃない。
僕が守りたいのは彼女だ。
だから僕は……
全てを投げ捨てても、彼女の側にいたいし…… 守りたい!』
……友情より……愛情……
酷いよ……ハル……
ハルの言葉を思い出し
目頭が熱くなる。
誤魔化す様にビールを呷った。
丁度その時
スマホに着信を知らせる音が鳴るのに気付く。
画面を見たら、同じマネージャー仲間の海老原だ。
━‥‥何かあったか?
電話なんて珍しい……。
僕は躊躇無く通話にして耳に当てた。
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