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探偵はとあるビルの一室にいた。
実はここが事務所であり住居なのだが、今日の事務所はまんま住居状態だった。
ー暗い部屋に光るテレビ。
ピコピコと鳴る音の元は、おそらくゲームの操作音だ。
ガタい・・・
薄い暗闇のなか、探偵は両腕でうーんと背伸びして、立ち上がった。
ーそして、
立ち上がる。そのまま、外を見るため塞がったままのブラインドへと向かった。
サッー
探偵の手でブラインドが開けられる。と同時に、外から新鮮な光がさしこんだ。
・・・・
目が眩む。
探偵のなれた視界は完全に真っ白になった。
そして数秒後、慣れてきて、
探偵は、絶句した。
そこには、自分の今まで見たことない都市風景が広がっていた。
愕然とした。
これが、浦島太郎の世界かー!
(この話はフィクションであり、この物語りに登場する人物、都市感覚は作り物です。)
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