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木に雨が強く当たり、独特な音を奏で森の大合唱のように聞こえてくる。
雨は時間と共に強さを増し、動物達に襲かかるが、ほとんどのものが木のくぼみや洞窟また、洞穴に逃げていた。
そんな中、一人の青年は雨などお構いなし、どこかに向かうため走っている。
しかし、流石に遠い所から来たのであろう草鞋は結び紐はちぎれかけ、袴は泥が所々着いてしまっていた。
だが、雨はそんな彼にも容赦しない
また、量が増えきたのである。
だが、彼は歩みを止めないなぜなら彼には急がねばならない事がある…………
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