ある雨の晩に

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涼介が寝ている間に雨は止み、辺りは闇に覆われていた。 「うっ、う~ん。 あれ?俺寝てた!? い、今、何時!? えっ~と確か携帯が、鞄の中に……あった!!」 カチャッ …………………「へ!? う、嘘だろ。 そ、そんな~。 ああ~、終わった。 俺の人生終わった(_ _;)」 彼がこうなっているのには訳がある。 じつは遅れて帰ったときにある取り決めをしました。それは、午後8時には帰ってくるようにするというもので、もし時間より遅れるなら連絡を入れるというものだったが現在時刻…………10時。 つまり2時間も遅れてしまっていた。
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