ある雨の晩に

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また、この約束を破ってしまうと世にも恐ろしい罰が待っている……そうです。 「ど、どうしょう!? いや、落ち着け、落ち着くんだ涼介! 遅れてしまったが、まだチャンスがあるはずだ。 そうだ!事情を説明すればきっと分かってくれる。 そう信じるしかない! いや、そう信じよう!!!(^。^;)」 (………………………………大丈夫かな?) 「ウフフフフフフフフフフフフフフ。」 (あの子いつまで私をまたせればいいのかしら、20時は過ぎているのに………… 仕方ないわよね。 帰郷していたうえ、歩いてくるなんてあの子らしいもの。フフフフ……………… まさか《女》じゃないわよね。 いや、あの子に限ってそんな……でも、もしかして性欲が溜まってついやっちゃったとか、まさか、者づきに襲われているとか…………………………………) 「フフフフフフフ、アハハハハハハハ。」 帰ってきたら絞ってア ゲ ナ イ ト 彼の心配事が的中したときだった。
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