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「だーかーら、俺達は関係ねぇって!」
「そうですよ!どっちかと言うと巻き込まれたんです」
「そうアル!」
「…ちっ!」
あれから一時間ぐらい経ち、たくさんの攘夷浪士達を屯所に連れてくることができたのだが、本命の桂はいなかった。
「んー、私もこの人達は関係ないと思いますよ」
「お!姉ちゃんわかってるアルな!!」
たくさんの攘夷浪士達の中にこの三人組はいた。
女の子が一人と男の子、男の人だ。
「もう良いんじゃねーですかぃ」
いつの間にかアイマスクをつけて椅子に座っていた沖田くんは、隣にいる近藤君に話しかける。
「これじゃあ時間の無駄だろうし」
「…そうだな、」
どうやらこの三人組の取り調べは終わったみたいだ。
「山南さん」
取り調べ室から出てきた三人組の後ろに並んでると土方くんに話しかけられた。
「そのよ、」
「わかってますよ。この人達は私が外まで送っていきます。土方くんは報告書を頼みますよ」
「…すまねぇな」
そう言うと土方くんは自分の部屋へ向かい、私と三人組は屯所の外へ向かうのだった。
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