第一章

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?「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 叫び声をあげながら飛び起きたこの青年は名を卯月悠天という。 見た目はフツメンの彼だが、彼にはとある能力があった。 その能力は……… 卯月「また、他人の夢を見てしまった………」 そう。彼は、他人の夢を見ることが出来るのだ。 卯月「他人の夢なんざ観てもしょうがねーだろ……。しかもあれはどっかの主人公の夢だろ」 そんなことを呟いていると、いきなりドアが開いて誰かが入って来た。 ?「グッドモーニング♪我がむすkぐはぁ」 卯月「勝手に入って来んじゃねえよ、親父!」 卯月は入って来るなり自分に抱きつこうとした親父こと、卯月修二の溝尾に拳を叩き込む。 修二「ぐふぅ……」 修二はその場に倒れるが、悠天は無視して部屋から出ていく。 階段を降りてリビングに行くとそこには、母卯月梨香が朝食の準備をしていた。 梨香「あら、悠ちゃんおはよう」 悠天「ああ、おはよう母さん」 梨香「お父さんが呼びに行ったと思うんだけど、お父さんは?」 梨香は首をかしげる。 悠天「ああ、あのゴミなら上で寝てる」
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