1人が本棚に入れています
本棚に追加
1510年紀伊の国のとある村~
?「彼を知り己を知れば百戦しても危うからず!」
?の父「そうだ。よく言えたな。」
子に書物を読ませている者
名は 坂井 忠正 という。
この坂井忠正は武士の子であったが数え年24才の頃、親族を殺され、仕えていた主君さえも討たれたため農民になり、今はこの村の長をしている。
忠正「志知丸、何故孫子の兵法書を読もうと思ったのだ?」
志知丸「はいっ!今は乱世、将軍家が衰退し、いつこの村が戦場となるのかも分からないのです。なので孫子様の兵法が役にたつかと!」
志知丸と言われたこの弱冠7才の男の子がこの物語の主人公である。
最初のコメントを投稿しよう!