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入学式
ガッシャーンッ!
窓ガラスが破壊され、飛び込んで来たのは新しい制服の男子だった。
「…アウチ!」
………「当たり前だっ」と言って、後ろから同じ制服の眼鏡の男子が入って来た。
奇跡的に二人は怪我一つ無い。
最初の男子は立ち上がり、ステージに飛び乗った。
「おはよう。皆さん本日より俺が生徒会長ですので以後よろしく!」
あ、有り得ない〰〰。心の中でそう叫んだ。絶対関わりたくない
「俺は簓木 龍子(ささらぎ りゅうし)うんで、彼処の眼鏡が…」
「眼鏡って言うな!」
「じゃ禿が、霧生 荘太郎(きりゅう そうたろう)だ。」
「禿てないし!副会長だから!!」
「はい②で、秘書募集。」いきなりだし、絶対嫌だし!
心で唱えていた。
「面倒だから指名!!えっと、そこのロングの娘!君に決めた!!」
うちじゃない、絶対!
「君だよ」そう言ってステージに上げられた。
えぇー!!
なんと、秘書は彼女に決まってしまった。これからどうなる事やら…
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