【胆汁酸】

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◇主な役割 消化管内でミセルの形成を促進し、食物脂肪をより吸収しやすくするもの ・一次胆汁酸 肝臓で生合成されたもの ・二次胆汁酸 一部は腸管で微生物による変換を受けるその代謝物 通常グリシンやタウリンと結び付いており、これらは[抱合胆汁酸(胆汁酸塩)]と呼ばれる。 〇人での代表的胆汁酸 ・コール酸 ・ケノデオキシコール酸 〇比率 [一次胆汁酸] ・コール酸→80% ・ケノデオキシコール酸→2% (二次胆汁酸-小腸の腸内細菌により一次胆汁酸から生成される) ・デオキシコール酸→15% ・リトコール酸→極微量 胆汁酸、グリシン又はタウリンとの抱合胆汁酸、7-α-デヒドロキシ(脱水酸)誘導体(デオキシコール酸及びリトコール酸)は、人の腸内での胆汁から発見された 肝臓の疾病によって血液中に放出されるので、肝臓病の検査に用いられることがある。 〇胆汁酸(胆液酸)は、肝臓の肝細胞で、コレステロールから生成され、胆汁として胆嚢に蓄えられ、脂肪などの食事を摂取すると、十二指腸に分泌される。 組織は、コレステロール核を分解出来ない。
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