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〈フェニルアラニン〉〈アスパラギン酸〉は、自然の食物の中にも存在するアミノ酸
単体で摂取すると両方とも脳細胞(ニューロン)を興奮させすぎて死に至らしめる興奮性毒であることが判明
▽始まり
サール薬品の研究者が胃潰瘍の薬を開発中に偶然ある化学物質が強力な甘みを持っていることを発見したことから研究が始まった
(当時、アスパルテーム中のフェニルアラニンが霊長類にてんかんを引き起こしたり、アスパラギン酸が子ネズミの脳に穴をあけたりすることをサール薬品の幹部は事前に知っていた。)
しかし、1973年に食品添加物としてアスパルテームの認可をFDAに申請
安全性を懸念する消費者団体の反対運動や危険性を指摘する科学者の意見もあり、申請は却下
8年間認可されることはなかった。
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