ToW-DG-The canon by Braker

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始祖の世界樹にて倒れていた記憶喪失の少女「カノンノ」は世界の警察ともいえる巨大な組織「アドリビトム」に保護され記憶を取り戻すためにその傘下ギルドであり教育機関でもある「オリジネイトフォース」で生活を送っていた。 時は少し経ち、自らと同じ境遇の「ソレイル」がやってきた。彼は「終焉の世界樹」で倒れていたこと以外自らと同じ境遇だった。 二人は親しくなったが、オリジネイトフォースの文化祭の日、世界に仇なすテロ集団「アンリマユ」がオリジネイトフォースを襲った。 そこでソレイルが伝説の存在、「ディセンダー」であることが発覚した。彼女を救うべく力を開放させたソレイルだが、カノンノが彼の光を見た途端、脳に強烈なイメージが浮かぶ。 幾度の世界で『ソレイルを殺してきたこと』 そして彼女は思い出した。 そして自らが前の世界でディセンダーであったこと。 そして今はそのディセンダーとは対をなす存在、「ブレイカー」であること。 彼女は世界の真の理。「世界の汚れを抑えるため、自らから生贄としてブレイカーを生み、それを自らが作ったディセンダーによって殺させる。」を知り世界を憎み壊すため、皆のもとから去った。 そして彼女は今、アンリマユにいた。
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