ザマァ(^Д^)m9

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小森の制止など聞きもせず花子はピアノへむかう 花子「お~いあっそぼ~」 小森「馬鹿!!なにがおこるかわかんねぇだろ!!」 花子「…」 シーン 小森「…おい花子? どうした?まさか… 花子「つまんな~い!!」 …あ?」 花子「ただのネズミだよ~ あけたら出てきたぁ!!」 花子はそういってネズミの尻尾を持ちみせた デカイネズミが暴れもせず逆さまに吊るされている姿は妙にシュールだ 小森「ネズミかよ…あ~びびった~」 花子「もう…小森臆病者すぎる~ いいじゃん幽霊」 小森「お前は本物をみたことないからそんなこと言ってられんだよ」 花子「なにそれ~小森はみたことあるの?」 小森「……あるわけないだろ」 一瞬、しまったと思い言葉がつまったがすぐに否定する 小さな子供だとしても見えるなんていったら親にそれが伝わりそこから広がるかもしれない 最近の親はうるさいのだ 最悪解雇されかねない 花子「…ふ~ん ま、私はみても怖くないもんね」 小森「いっとけいっとけ」 花子「本当だって!! むしろ友達になるね!!自慢できるもん!!」 小森「馬鹿!!自慢どころかキモがられるぞ」 花子「そんなことないもん!!みんな凄いっていうもん!! それに…寂しいじゃん」 花子は目を伏せピアノをやさしくさわる 花子「誰にも見えないってことはずっと一人なんだよ… だれとも遊べないしだれとも話せない 寂しいよ…だから見えるなら…見えてはなしもできるなら、友達になりたいよ」 小森「…それは」 花子の言葉に小森は今までのことを思い出した 今まで自分の周りにいた幽霊はどうだっただろうか、自分が見えていることに気づいた瞬間まとわりついてきたのはそう言うことなのか? 小森「…フッ」 そう考えてから、小森は否定する あいつらのせいで自分の人生は滅茶苦茶なのだ そんな可哀想とかそういうやつらではないのだ 小森はそう自分に言い聞かせる 小森「んなことねーだろ むしろ見えないからって好き放題してんじゃね? ここの幽霊だってそうなんだろ? ほらここにないんなら次行くぞ さっさと見つけてお前を帰してえんだよ、俺は」 花子「むーっ!!小森のバーカ!!どうてい!!」 小森「どうて… てめどこでそんな言葉を… うるせぇよ!!童貞はな30を過ぎたら魔法が使えんだよ!! んなこと言う暇あんならさっさと歩け」
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