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小森「…」
懐中電灯を片手にそっと昼間渡された地図をみる
懐中電灯を小脇にライターを持ち地図を炙ってみた
ザマァwwww(^Д^)9m
グシャ
小森「―っんの野郎!!!!」
やっぱりあいつは友達じゃねぇ!!悪魔だつか俺を呪ってんのあいつじゃねぇの!?
霊感体質の俺が!!
こんな遭遇率100%ごえ間違いなしの場所に!!
…一時間でもいてみろ髪の毛ストレスで真っ白になった上に死ぬわ!!ショック死するわ!!
オーマイダーティ!!モウキライダ!!♪
小森「ビクッ!!」
蹲ってあの鬼を呪っていたらアラームがなってしまった
嗚呼…時間だよ、死ぬ時間
懐中電灯をもち帽子をかぶり深呼吸をしてから暗い廊下へと旅立つ
そう、あいつが用意したのは小学校の、しかも旧校舎の警備員
何故旧校舎なのか、新しい校舎には警備員なんかいなくて当番の先生が見回っているというのに…
その問いを校長にぶつけたが校長はただ意味深に笑うだけだった
こえ~よ、あの校長。
校長っていうからダン●ルドアみたいなの想像してたらなんかめっちゃ若い嬢ちゃんだし
一応俺より歳上らしいが信じられたもんじゃない
小森「…はぁ、モウヤダ…」
ため息が自然と増える
もう帰りたい
つか還りたい、土に
そんなマイナスな事ばかり考えている自分に活をいれるようにビンタをしてみた
小森「ッシャーコラ!!いいさいいさ!!妙にここの給料高かったし、こうなりゃ仕事やり遂げて!!ひさしぶりに焼肉くってやるら!!」
噛んでない!!断じて噛んでない。
肩を怒らせ暗い廊下を進んでいく
そんな風に気を紛らせなきゃやっていけなかった
だから気づかなかった
自分を見ている不信な影に…
『……フフッ』
ふんわりと浮かぶ赤い布を靡かせた物体はゆっくりと小森の後をついていった…
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