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小森が音に驚き出所を見る
そこには先程の包丁が落ちていて
どうやら音はこれのせいのようだ
花子「小森、臆病者~」
小森「うるせっ
……あれ?」
花子「ど~したの~」
小森「……いやなんでもない
それよりさっさといくぞ!!」
花子「はぁい」
家庭科室の扉を閉め次の場所へむかう
落ちたまま放置された包丁が静まり返った部屋にぽつんと存在する
落ちたのは机に並べられた七本の包丁のなかの万能包丁
まん中におかれていたはずのそれだけが地面に落ちていた
小森はそれに気がついたが気にせず出ていったのだ
ここで気づいていれば
後に彼は心のそこからそう思うのだった
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