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ちゅんちゅんちゅん・・・
「・・・・ん?」
朝の光が射し込むシンプルな家具でまとめられた部屋に一人の男性がいた。すると、徐にベットのわきに置いてある時計を手に取った。
「…いま何時・・・?」
その時計が示す時間は、朝の7時56分。
一般的な学生や社会人にとっては、かなりヤバい時間なのである(笑)
それは、この男にも言えることである。
つまり・・・
「うぉぉっ!?
ヤバいじゃないか・・・。珍しく人がここにあつまるのに!!」
この男は、日本のある場所の山の中というより盆地をある金持ちが
「そうだ!学校を作ろう。」
・・・と、あるCMみたいなノリでその土地を買い取って建てられた中高一貫の男子校 私立清院学園 の高等部付属の寮長だからである。
?桜の涙のなか私の胸の中に刺さった君の優しさ笑顔が・・・
すると、彼のスマホに電話がかかってきた。
「こんな時に誰だよ!!」
・・・ディスプレイには、『尾田 雄輔』の4文字が表示されていた。
この男の上司である。
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