招待状Ⅰ 第2 知らぬ土地

1/7
前へ
/39ページ
次へ

招待状Ⅰ 第2 知らぬ土地

感情はある。 だけど、それを表に出す方法を忘れた。 ただ、私はそこにいて 音を紡ぐ そこに、何もないとしても 私は、どれぐらい生きたのだろう。 死ねるのだろうか。 分からない。 死ぬ事も忘れ 生きる事も忘れ 老いも忘れた私は 何を思う この世界は、眩しい。 ここで、私は何を求めるのでしょう。 それも、私は分からない。 だけど、この気持ちはきっと… 期待をしているのでしょう。 ここにある。何かを
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加