タイムスリップ

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沖田「色つきですね。」 近藤「まるで生き写しだ!」 山南「あんな一瞬で?」 「なんでおれが…。」 「ぷぷっ、アホ面ですね。」 笑う沖田さん。 「おまえ、ふざけんな。」 「まぁ、トシ。この子を信じようじゃないか?」 「君は、私たちの名前を知っていた。ということは、先の世では私たちは有名なのかな?」 「はい、とっても有名です!知らない人の方が少ないんじゃないでしょうか?私も大好きなんですよ!!」 「ということは、あなたは新撰組のこの先の行く末を知っているということですか?」 「はい、山南さん。でも…。私、歴史を少し変えてみようかと思ってます。」 「それは、私たちのいいようにですか?」 「う~ん、なるべくいいようにです。すべてを変えられる程の力は私は持ってませんから。」
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