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「ねぇ、キミ。」
「はい?」
「近藤さんは優しいからここに置いてくれるといっているけど、僕はキミを殺しちゃった方が情報が漏れる心配なくて、安心だと思うんだけど。」
「ええ、そうですやね。でも、私を殺したら沖田さんも大変なことになりますよ。」
「なにそれ、それって僕のこと脅してるわけ?」
「そうではないです。幹部の方が集まったら全てお話しますから。」
沖田さんが労咳になることを伝えて、自身にも周りにも予防してもらわなくちゃ!私が守らなきゃ!
「ふ~ん。まぁ、いいや。」
沖田さんはそのまま襖をあけて出て行った。
★★★★
ふう、もう1時間くらい経ったなぁ。そろそろ誰かこないかなぁ。
「ねぇ、入るよ?」
「あっ、沖田さん、どうぞ!」
「みんな集まったからついて来て。」
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