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「斎藤一だ…。」
「あっ、よろしくお願いします。」
うわ~、憧れの斎藤さん。やっぱり無口だ。でもかっこいい。
「改めて近藤勇だ。」
「ちっ、土方歳三だ。」
「山南敬助です。」
「僕は沖田総司。よろしくするつもりないけど…。」
うわ~、沖田さん性格悪い…。ひねくれ者?
「では、神崎くんには女中をやってもらおうか、人手が少ないからちょうどいい。」
「…はい。でも、私、料理できません。」
「今時、料理出来ない女子がいるの?」
「おい、総司失礼だろ?」
「私の時代では、私の年くらいでは料理ができない子がほとんどです。勝手も違いますし。」
「…キミいくつ?」
「18です。」
「「「じゅ、18~!!」」」
「何ですか永倉さん、そんなに私、18に見えませんか?」
「いや、見えないこともないけど、15か16くらいだと…。」
「しかし、18で料理できねぇと、嫁のもらい手がねえぞ!?」
「失礼ですね。原田さん。18っていったら、私の時代ではまだ大人と見なされませんし、学校という寺子屋みたいな所で勉学を学ぶ時期なんです。」
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