斎藤さんと一緒

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女子の着物など選んだことはないから、これはかなりの難題だ。 悩んだあげく、俺は黒色の生地に牡丹の花があしらわれた着物を選んだ。 彼女の笑顔が牡丹の花、凛とした美しさを持つ姿から黒。 そうすると彼女は「素敵ですね!!」と喜んでくれた。 金子を渡して着物を買う。 「斎藤さん、ありがとうございました!」 「構わん。礼は局長に言え。」 「はい!」 「……まだ時間があるし甘味屋でもいくか?」 「甘味屋ですか?ぜひ!」 そうして二人甘味屋へ向かった。
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