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僕はもう一度空を見上げる。
やっぱり今日は最高の昼寝日和だよね
僕だって今すぐ昼寝くらいしたい(邪魔した奴は、もれなくぶっ殺してあげるよ)皮肉なことに僕の場合は永眠の方だけどね…
僕は血濡れの手をシスイの頭に乗せる。
綺麗な碧色の髪が赤黒く染まったけど気にしない。
「――――!! ―――――!!」
まだ何か言ってるけどもう聞こえない…聞こえてこない…
だから僕の独り言を言ってやろう
飾り気の無い僕の本心…
「ありがとう」
ひねくれた言葉なんて出さない、出してやるもんか
認めたくないけど僕は…
―――シスイの向こう側から傷だらけのあいつ等が必死にコッチに向かって走って来るのが見える―――
「ぼくは…しあわせだったよ」
―――――幸せだったんだから
それじゃ…ばいばい
ぼくのことはわすれて、しあわせになりなよ
ぼくのだいじな、だいじなかぞく
僕の灯火は家族達の顔を最後に消えた…
~それじゃ…ばいばいend~
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