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「新選組だ!一旦、ひくぞ。」
そう言って男たちはいなくなっていった。
でも、琥珀は警戒を解こうとはしなかった。
「大丈夫ですか?この動物は一体…」
茶色の髪をした男の人が琥珀に興味を持った。
虎を見たことがないのだろうか?
それとも、白い虎だからわからないのだろうか…
「助けていただきありがとうございました。虎の琥珀です。」
私は琥珀に近づき、撫でた。
もう大丈夫だよと言い聞かせるように。
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