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「ありがとうございます。」 私も隣に座った。 見ているのが正直辛かった。 こんなに痩せて… 消えてしまいそうだった。 「まだ…生きて下さいね。死ぬなんて言わないで下さいね。」 「まだ死にませんよ。私は近藤さんを守らなきゃいけませんし、それに愛する人も出来たんですから。」 沖田さんはそっと私の手を握った。 きっと、今の私は顔が真っ赤だろう… 私は二人で夕焼けを見ていた。 でも、そんなゆっくりとした時間は長くは続かない。 私も暗くなる前には戻らなきゃいけない。 だから、もう行かなきゃいけない。 「沖田さん、また来ます。」 私は立ち上がった。 そして、沖田さんに笑いかけた。 沖田さんは少し寂しそうな顔をした後に笑った。
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