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あの時から8年すぎた。
「いってきま~す」
あの日以来家族がいなくなった僕は
近所のお婆さんに引き取られた。
あの日の記憶はピエロを見た所から消えていた。
(どうなったんだろう?)
警察署でどうなだったのかあの後聞かれたが
なにも思い出せず
あの事件はみんなに忘れられていった。
そんな事を考えてるうちに僕の通う高校についた。
「おはようピエロくん!」
「ピエロって言うな!」
最初にあいさつしてきたこいつは
小山 隆一(おやま りゅういち)
ちなみに僕はピエロじゃないですよ!
僕の名前は
霧島 蛇苦夜(きりしま たくや)
ピエロ見たいにおもしろくもないのに笑ってるから
ピエロと呼ばれているんだ!
「あ!そうだ!
昨日さ~ピエロにおいかけられる夢をみたんだ~」
「どんな夢だったの?」
「それが怖くてさ~
追いかけられてみんな殺される夢だったんだよ~」
「それが正夢じゃなきゃいいね!」
「何で明るくそんな事言えんの?」
「八年前から性格がすごく変わってこうなったんだ!」
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