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俺はハッと、我に帰った。
信じられない事が起きた。
売店のおばちゃんが、哀れみの目でこちらを見ている。
謎に涙が出始めた。
すると、さっきの俺の幸を奪った女が再び現れた。
牛乳を購入した。
そりゃそうだ、あの辛さは常人には、かなりキツイ。
女子生徒の顔が一瞬みえた。
その顔は俺が良く知っている顔だった。
いや知り合いではない。
顔の雰囲気の事だ。
あの顔は・・・
辛さという幸に
魅了された者の顔だ!!!!!
間違い奴も俺ほどではないが、確実に辛党だ。フッ、俺と同じ顔をしてやがる。
俺「なるほど。。。」
つぃ独り言が出てしまった。
おばちゃん「はじめてだねぇ。あんた以外が買って行った子は。明日一応2つ置いとくかい?」
俺「はっ、その必要はありませんよ。必ず勝って見せます。いつも通り1つだけ用意してください。」
おばちゃん「あ、あぁ、分かったよ。」
ホットドッグ戦争 ---序章---
完
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