プロローグ

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ピタっと歩くのを止める彼女 白いレースのワンピースがひらりと揺れる 「それだけじゃないの、他に付き合ってた子にも聞いたの  ハレルヤ君すごく優しくてかっこよくて、モテるんだよ?  みんな、願いが叶ったって喜んでたよ」 願いが叶って喜んでるって・・・・ まるで、そのために付き合ってたかのような言い回し・・・ 白く小さな手が俺の腕をつかんだ 「ね?ハレルヤ君・・・・あたし・・・」 とても、イヤな予感がする 「どうしても叶えたい願いがあるの」 止まった先はホテルの前 ウルウルの瞳の中に・・・・・ 小悪魔が見えた
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