プロローグ

6/7
前へ
/205ページ
次へ
「ならねぇよ!」 翌日、事の顛末を同じクラスの村田章吾に話す 「お前が女嫌いになるわけないじゃん、結局事情踏まえてやることやったんでしょ?  香織ちゃん、ちょっとロリっぽくていい体してるよね~」 「は~?お前、なんで香織ちゃんがロリっぽい体してるの知ってるんだよ!」 華奢な体に似合わず確かにいい感じだったけど・・・ 「怒るなよ、あの子結構ああ見えて積極的に絡まれたんだよ」 あーあ、ホントついてないな 親友と兄弟になる日がきたとは・・・ 頭抱える俺の横で鏡とにらめっこする章吾 「この前髪のクセがなおらない~」 なんて、髪をイジリたおす ヤツは結構なイケメンで女の子にモテている 童顔で柔らかいくせっ毛の髪がかわいいと、香織ちゃんも言ってたな・・・ 「まぁ、ハレルヤもさ、御利益を活かして青春しようぜ!」 とっても口も体も軽いヤツだけどな 俺も人のこと言えないか・・・
/205ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加