6/11
前へ
/68ページ
次へ
部屋を出て急いで一階の昨日猫がいた部屋へ向かった。 昨日は、採用されても辞めようかと悩んだけど猫が人間の言葉を話すのはまだ馴れてないけど馴れるまでは猫のお面をしてる子供だと思おう。 バイト料も、いいし バイト時間も、だいたい6時間ぐらいだし🎵 バイト時間過ぎたら、あの広い部屋でくつろげるし🎵 やっぱ~おいしいバイトだよな~ルンルンルン🎵🎵🎵 殿君の部屋は和室で襖だったな~ここだ 「殿君、入っていい?」 殿「その声は昨日の、くせ者か、まあ入るがよい。」 ススス 「失礼します」 ススス 深呼吸しよう 猫のお面、猫のお面フゥーフゥ 殿「くせ者なにをしてる近うよれ」 「殿君 僕の名前は、くせ者じゃないよ。親が付けてくれた大事な名前があるんだ。」 殿「くせ者の名ではなかったのか? では何と申す。」 「若葉と書いて、わかは」 殿「わかはげと申すのか、では今日から、わかはげと申す。」 「殿君違うよ~わ・か・は だよ」 殿「わ・か・は・げ」 ああ~さっきから何百回繰り返してるんだろう。 殿君は、わかはげとしか言わない。 テレビで見たオウムみたいに何度も教えればいいのかもしれないな これから、ゆっくり教えていこう。 「殿君 ゆっくり僕の名前覚えてくれたらいいよ」 殿「あいわかった。わかはげ」 はぁ~💦💦
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加