奴隷＊兄貴

①

「湊ー、俺の服お前の部屋にないかー？」

部屋で着替えていると突然兄貴が入ってきた

「入るときはノックぐらいしろバカ兄貴」

「あぁ、ごめんごめん、…お前痩せたなぁ！」

軽い謝罪の後、兄貴は俺の身体をジロジロ見てきた
目で舐められてる気がして少しぞっとしたけど、いつもの兄貴だ

「そういう兄貴はどうなんだよ」

「ん？俺か？俺はこの通り！」

途端に脱ぎ出した

が、俺はノーマルなので興奮しない。どっかのホモなんかと一緒にすんな

「相変わらず筋肉ねぇなぁ」

兄貴の腹は割れてるわけでもなく太くもなく、女みたいに白い肌だ

兄貴じゃなく、姉貴ならいいのに…

「ん？どうかしたか？」

「なんでもねーよ」