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ぶつかった拍子に、俺が兄貴を押し倒している姿勢になった 突然のことに、兄貴は状況を把握するのに遅れてようやくしゃべった 「な、なんだよ急に…!」 「お、俺が探すから!兄貴は出ていってくれよぉ!!」 「はぁ?別に変なもの入ってるわけじゃないし、服探すくらい…」 兄貴が言うのをやめた 途端、兄貴は顔を真っ赤にした 「お前…いいから着替えろ…////;; 目のやり場に困る…///」 意味がわからなかった こいつ、まさかホモなのか?と疑った後 今の自分のかっこうに気づいた 上を着てなく…パンツ一丁だ 慌ててどいたが、兄貴は顔を赤くしたままだ 少しだけ可愛いと思ってしまった自分が気持ち悪い… ふと視線を下に向けると、兄貴の服が落ちていた すかさず拾い、兄貴に突き出した 「ほら!見つかったんだから、早く出てけ!///;;」 兄貴は我に返ったようで 服を強引に奪い 「すまなかったな…」 と言い出ていった
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